矯正歯科治療の流れ

来院されましたら、受付へお越しください。なお、初めての来院の際は、ご本人確認ができるものをご持参くださいますようお願いいたします。

患者さまをなるべくお待たせしないように、当院は「予約制」をとっております。受診をご希望される方は、お電話もしくはWEB予約にてご予約をおとりください。   

矯正治療をスタートする前に下記の精密検査を行い、お口の状態をしっかりと診断します。患者さまにとって最善の治療法をご提案するために、事前の診断をきちんと行っております。 

• レントゲン写真撮影（パノラマ・セファロ・CT） 
• お口の中の写真撮影 ・お顔の写真撮影（E-ラインの確認） 
• 口腔内スキャナーによるお口の中のスキャン
• 顎関節の触診（顎関節症・歯ぎしり・くいしばりのある方） 

精密検査を受けられた患者さまには、Dr.斎藤秀也の治療方法、治療期間についてカウンセラーより詳しく説明があります。なお、無料相談の場合は治療方法、治療期間のご説明はありません。より詳しいお話が可能となるため、当院では95%の患者様が精密検査を受けていただいております。

その後、おおよその費用などについてご説明し、納得いただければ治療計画を作成します。 

カウンセラーと、矯正歯科を専門とする歯科医師によるカウンセリングです。患者さまに最も適した治療プランをご提案します。

また、以下のようなお悩み・ご希望を伺います。

• 笑顔や横顔（口ゴボなど）をキレイにしたい
• 治療期間（半年、1年、2年など）
• 歯を抜かない治療をしたい

患者さまにとってより良い治療法を決めるために、現在のお口の状態をしっかりと診断・把握していきます。

完成した治療計画をもとに、さらに詳しく丁寧にカウンセラーがご説明いたします。パソコンで治療による歯の動き方や、マウスピースが何枚程度必要で、どれくらいの期間でどこまで歯並びが整うのか、さらに最終的に目標とする歯並びなどもご確認いただけます。

当院の治療計画（シミュレーション）は、Dr.斎藤秀也が患者さまごとに歯を1本ずつ0.1mm単位で調整して、オーダーメイドで作成するのが特徴です。

一般的には歯科医師が治療計画を作らない、あるいは外注する歯科医院も多いようです。しかしそのような方法では、歯並びがきれいに整わなかったり、治療期間が予定より1～2年も長くなったりと、さまざまな問題が発生します。

マウスピース矯正にとって、このシミュレーションは最も大切な作業です。だからこそ当院では、すべてDr.斎藤秀也が担当。治療計画・治療期間に同意いただいた上で、治療を開始します。

いよいよ矯正治療のスタートです。

マウスピースは1週間ごとに交換が必要ですが、最初にすべてのマウスピースをお渡ししますので、何回も通院する必要はありません。

治療期間中は、定期的にお口の中の写真を撮影して、治療の進み具合や歯の状態を確認します。通常は1か月に1〜2回の通院が必要ですが、当院ではオンライン診療を取り入れており、通院回数を減らすことが可能です。通院できる方は4か月に1回、遠方から通われる方とお仕事や学校の都合などで通院が難しい方は半年〜1年に1回程度の受診が目安です。

このように当院では、リモート診療を活用することで、通院が難しい方も治療が順調に進むよう配慮。遠方から通院される方のバックアップ体制を整えています。札幌本院では、道内各地や北海道外から約8時間もかけて通院される患者さまもおられるほどです。どうぞご安心ください。

治療後は歯並びが元の状態に戻る後戻りを防止するために、リテーナーと呼ばれる装置を少なくとも3か月間装着します。

一般的に3年程度の装着が必要ですが、当院では後戻りしないように噛み合わせをしっかり整えることで、装着期間を最小限に抑えています。なお、使用するリテーナーはマウスピース型です。

破損してしまうと、通常はクリニックに行かないと再製作できません。しかし、当院は最新の3Dプリンターを使用しているため、日本・海外のどこにいてもリテーナーを受け取れます。